
UV日焼け止めに含まれる成分とサンゴの白化の因果関係を実験によって検証した結果をイタリア・マルケ工芸大の研究チームがまとめています。
(引用ここから)日焼け止めに使われている成分が、ごく低濃度でもサンゴに共生する「らん藻」を殺し、サンゴの白化の一因になっているとの実験結果を、イタリア・マルケ工芸大の研究チームがまとめた。白化が長引くとサンゴが死ぬことがあり、チームのロベルト・ダノバロ博士は「水温上昇や汚染などによって脅かされている世界各地のサンゴに、観光客の増加がさらなる悪影響を与えることが心配される」と警告。「サンゴへの悪影響が少ない物質への転換が必要だ」と指摘した。実験では、これらの物質がらん藻中で有害なウイルスを活性化させ、ウイルスの量が通常の15倍になることも判明。日焼け止めの成分が引き金になって起こるウイルス感染の拡大で、らん藻が死ぬらしいことが分かった。(引用ここまで)
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200802180011a.nwc
サンゴに共生していて、光合成によって栄養分を供給している「らん藻」がサンゴから脱落して、サンゴが真っ白になる現象を『サンゴの白化』と言います。白化によってサンゴが死んでしまうといった深刻な場合もあります。
近年では、世界各地でこのサンゴの白化が拡大していて、地球温暖化による海水温度の上昇にも一因があるとされています。まだまだ白化発生の詳しい仕組みなど分かっていないことも多く、細菌やウイルス感染との関連も指摘されています。